駆除しても駆除しても絶滅しないシロアリ。大量の薬剤をまいても再発することもあります。何しろ3億年も前からこの地球上に生息していたのですから、その生命力たるや完全に人間の上をいきます。

しかしシロアリが無敵かというと、実はそうでもありません。まずシロアリは、黒アリに簡単に食べられてしまいます。
私たちにとっては、家を食べ尽くすシロアリのほうが、砂糖に群がるだけの黒アリよりも屈強なイメージがありますが、実はシロアリは、木だけを食べる草食動物なのです。そんなシロアリと比べると、黒アリは集団でバッタを襲うこともある「猛獣」です。

そのほかにも、シロアリの天敵は存在します。

シロアリを食べてしまう黒アリ

シロアリの天敵のうち、まずは黒アリから見ていきましょう。

ゴキブリとハチぐらい違う

シロアリと黒アリは、日本語では同じ「アリ」が付きますし、同じく地中に巣をつくりますし、集団生活をする点も同じなのですが、種類はまったく異なります。
シロアリはゴキブリの仲間で、黒アリはハチの仲間です。
英語名も、シロアリはtermites、黒アリはantsとまったくの別名です。

シロアリは黒アリの餌

シロアリと黒アリが戦うと、黒アリの圧勝です。シロアリには外敵と戦う兵蟻(へいぎ)という兵隊アリがいますが、この兵蟻ですら黒アリの餌になってしまいます。
黒アリにとってシロアリは貴重なたんぱく源なのです。

シロアリは動物性たんぱく質の起源だから食べられることが大切

住宅の木材を食い荒らすシロアリは人間界ではやっかいな存在ですが、自然界のシロアリは枯れた木を食べることから、死んだ木を土に還(かえ)す貴重な役割を担っています。

シロアリが木を食べるのは、木の中のセルロースという成分を食べるためです。そのシロアリを黒アリが食べるということは、「植物(木)という食物」が「動物(シロアリ)という食物」に変わったことを意味します。

「動物という食物」のことを「動物性たんぱく質」といい、動物性たんぱく質には、植物には含まれていない必須アミノ酸を多く含んでいるため、生き物の食物としてとても貴重なのです。

その後、黒アリは大きな動物に食べられます。黒アリを食べた動物も、もっと大きな動物に食べられます。
このように考えていくと、森の中の大型動物が動物性たんぱく質を摂ることができるのは、元をたどればシロアリが植物を食べてくれたおかげということになります。

黒アリはシロアリと同居することもある

さて、「黒アリがシロアリを食べる」と聞くと、シロアリ駆除のために黒アリの巣を自宅の庭にたくさん移設すればいい、と考える方もいると思います。
それは絶対にやめたほうがいいです。

そんなことをしたら、住人が黒アリの被害に遭うことになります。黒アリは家の木材こそ食べませんが、それ以外のありとあらゆるダメージを住人に与えるでしょう。
家の中に侵入した黒アリが、寝ている赤ちゃんの口元についた甘いお菓子のカスに集まってきて赤ちゃんを噛みつくこともあります。
シロアリは人が攻撃すると逃げますが、黒アリは人でも平気に反撃してきます。

さらにあるシロアリ専門家によると、自然界ではシロアリと黒アリが同じ木の中に巣をつくることがあるそうです。
捕食される側が逃げない珍しい現象についてこの専門家は、「シロアリは攻撃力がないので黒アリに守ってもらうために近くに住む。シロアリはその代わりに自らの体を餌として黒アリに提供している、という説もある」と紹介しています。

黒アリをシロアリに近くに住まわせても、シロアリを完全に駆除させることは難しいでしょう。

カエルの餌として売買されることもあるシロアリ

カエルもシロアリの天敵です。体が柔らかいシロアリは、カエルの大好物です。
カエルをペットして飼っている人は、餌としてシロアリを買うことがあります。つまり、シロアリを採集して売っている人がいるということです。

もちろんホームセンターなどの店舗で売っているわけではなく、シロアリを売っている人はネットで細々と販売しています。
シロアリ販売サイトを確認したところ、販売しているのは職蟻(しょくぎ、働きアリのこと)と兵蟻でした。いずれも子供を産めないので、万が一シロアリが逃げても被害に遭う可能性は低いのですが、宅配便などで運ばれているかと思うと気持ちのいいものではないですね。

シロアリを見つける犬

シロアリを食べるわけではありませんが、ある特殊な能力を持った犬は、シロアリの天敵です。
それはシロアリ探知犬です。

アメリカなどで育成。日本進出を果たす

シロアリ探知犬はアメリカ、カナダ、オーストラリアで育成され、人の目で確認できないシロアリを、その嗅覚で探し当てるとても利口な犬です。

建物を壊さずシロアリ調査、文化財を守る

このシロアリ探知犬を日本に導入しているシロアリ駆除業者もいます。
通常の人の手によるシロアリ調査では、建物の一部を壊さなければ分からないこともありますが、犬の鼻を使えばそのような被害を建物に与えなくて済みます。そのため、文化財に指定されている貴重な建物でのシロアリ調査にシロアリ探知犬が出動することもあります。

まとめ~シロアリは意外に弱い。だから数で勝負

シロアリの天敵にはそのほかに、スズメ、ツバメ、クモ、モグラ、ゲジゲジ虫(正式名ゲジ)などがあります。このように並べてみると、シロアリは天敵の中で暮らしているようなものです。だからシロアリは種を保存するために、大量に子供を産むのでしょう。
シロアリにとって人間の住宅の床下は、最高に安全な場所なのかもしれませんね。

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